佐渡ロングライド 2025にて ①
5月に入り、初夏らしくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
Giroも先週始まり、店主も睡眠時間が減っている毎日ではありますが・・・・
さて、今年も佐渡ロングライド!
Positivoに集う仲間達と参加して参りました。
毎年、中野のPiacereYamaさんのお客様方と合同で行っているバスツアーですが、今年は26人の参加となりました。
2007年の第2回から、コロナ禍の2回を除き毎年参加している佐渡ロングライドですが、すっかりPositivoの定例行事として定着しています。
これまでの年は、土曜日の早朝出発して夕方佐渡入り、翌日日曜日にロングライドを走って、月曜日の朝に佐渡を出発、夜東京着、こういったスケジュールで動いて参りました。
本番のロングライドへの参加には全く問題ないのですが、これまで佐渡の観光と言う事に関しては、全くと言っていい程触れて来ておりませんでした。
それに加え、土曜日の夜は皆早い時間に就寝されたい方がほとんどなので、一日かけて宿に到着後すぐに自転車の準備、すぐに夕食、ゼッケンを貼ったり明日の準備をしてすぐに就寝と、なかなか慌ただしく前日を過ごして参りました。
そこで今年は初の試みとして、金曜日の深夜に出発&バス中泊、土曜日の午前中には佐渡に上陸し、お昼過ぎまで観光で宿根木に立ち寄り、午後から夕食までをフリーとするスケジュールにしてみました。
こうする事により、せっかく来た佐渡を少しでも多く満喫し、翌日に備える時間的余裕もかなり確保できる旅程となりました。
さて、金曜日の23時過ぎ、皆が集合場所に集まってきて自転車の積み込み開始です。
20数台の自転車は、皆で協力してバスの荷物室に段ボールの仕切りを一台一台挟みながら積み込みます。
写真が無いので説明出来ませんが、いつも行う積み方なら、23~4台はここに納まります。
輪行袋は必要ありませんし、きっちり積み込みますので、自転車が倒れたり破損するリスクも殆どありません。
なにせ、自転車を積み込んだら後は寝るだけですので、楽な事この上ないですよね。
積込も終わり出発、最初のパーキングエリアまで其々歓談後、添乗員さんのアナウンスにより消灯、寝ている間に新潟県の直江津港に到着です。
予め注文しておいたお弁当を手に、佐渡汽船のフェリーに乗船します。
今年の佐渡ロングライドに向けて、2週間ほど前から天気予報を注視してきました。
それによれば、高い確率で土日は雨予報とあり、参加される皆もある程度覚悟してここに乗り込んで来ました。
レインウェアやシューズカバー、防水スプレー、自転車のオイル等など、万全に準備をしています。
さて、直江津港を出てから2時間40分、どんよりと厚い雲と、小雨の小木港に到着です。
案の定、風も結構吹いています・・・・・
天気予報が示していた様な天候ですが、皆そのつもりでいましたので、不満な声はあまり聞こえてきません。(ちょっと救われました)
我々一行は、小木港からバスで10分程にある集落、「宿根木」に到着、ここでは、重要伝統的建造物群保存地区であるこの集落について、現地のガイドさんの案内の元、集落全体を2グループに分けて散策します。
小雨に濡れた石畳の路地と、石が置かれた家々の屋根の景色は、なかなか風情があり好評でした。
その後、この集落の海に面した小さな湾にて、名物のたらい船こと「はんぎり」クルーズを楽しむ事に。この変わった船の上では、思いのほか皆のお顔に無邪気な笑顔が見られました。
時折小雨の中ではありましたが、降り続くと言ったわけではなく、東京の日常とは異なった空気を感じながら、一気に佐渡に来た実感を増幅する事が出来ました。
宿根木を出て宿に到着した我々は、バスから降ろした自転車の組み立てを行い、食事処でもある宿での昼食を取ります。
海鮮丼が有名なこのお宿ですが、それは夕食にとっておいて、皆思い思いのメニューを注文します。(朝フェリーの出航前に、前もって希望のメニューを宿にお願いしておきました)
そんな中、私が注文したのは握り寿司!
厚切りの大きなネタとシャリ、3日間の食の贅沢は既に始まっています。
夜、死ぬほど大盛りな海鮮丼が待っているのに大丈夫なのかオレ・・・
その後、雨は降ったりやんだりでしたので、希望される皆さんとサイクリングに出掛けます。
真野から両津に向けた平野部の南側のアップダウンを、ゆっくりとしたペースで楽しみます。
天気がもてば、2か所程候補として考えていたカフェやジェラート屋さんに寄るつもりでしたが、雨脚が強まる時もあったのでそれは断念。
唯一、帰りの道すがらに在った有名な加工肉屋さん「へんじんもっこ」に立ち寄り、お土産を背中にこの日のサイクリングを終えました。
サイクリングに行かなかった方も、宿の近くにあるベーカリーカフェにて、まったりとした時間を楽しまれた様でした。
あいにくの雨には降られましたが、ロングライド210㎞本番では通らない、内陸の田園風景の中をサイクリング出来、大会前日としては有意義な時間を過ごす事が出来ました。
そして夕食!問題の夕食です(笑)
まぁどこからどうやって食べましょうかと言うくらいの海鮮丼です。
宿の女将さんが、昼はたくさん食べるなと言うだけの事はあります。
上のネタを、食べても食べても御飯が見えてきません・・・・
ただ味もめちゃくちゃ旨いので、箸は進み続けます。
ようやく完食する頃には、次の日大丈夫かと言うくらいお腹がはち切れんばかりに満腹になってしまいます。
その他にも、カレイの唐揚げや、野蒜のお浸し、モズク等など、土地の副菜も最高でした。
まさに食べる側と料理人とのプライドを掛けた勝負!てな感じですな(笑)
夕食が終わり、外の空気を吸いに表に出てみると、なんと月が出ているではないですか!
天気予報の雨マークも消え、明日はなんと曇り時々晴れの予報に変わっています。
ああ神様、僕何か良い事しましたっけ? これからしろって事でしょうか?
明日は皆さんのサポート頑張る事にしますので、それでチャラにして貰えませんか?
こうして大会前日の20時、床に入って1’30''で眠りにつきました。
つづく
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