佐渡ロングライド2026 中編
AM3:00 ロングライド当日の朝です。
今日は長い一日になります。
昨夜、床に就いたのは20時~21時位だったでしょうか・・・
記憶にない程、あっという間に眠りに入った気がしますが、やはり前日の車中泊での寝足りなさが、昨夜の睡眠を助けたのだと思います。
していた筈の耳栓は行方不明、まさか・・飲み込んだりしてねーだろな (赤ちゃんかよ 笑)
民宿への宿泊ですので、基本2~3人の相部屋、若しくは10人程が寝れる大部屋での相部屋となりますので、そこが気になる方はこのツアーは難しいかも知れません。
勿論男女は別です。あたりまえか。
外は朝靄が掛かってはいるものの、遠くの空は晴れの様です。
顔を洗い、朝食を摂りに食堂に行きますが、簡単な朝食ではなく、しっかりとした品数の朝食が用意されています。
朝3時台・・・お宿の方には感謝で頭が下がります。
海藻のお味噌汁が朝の胃に沁み込みます。
そしてやはりここは佐渡!白いご飯が旨い! マ・ジ・デ・うまい!
付け合わせの塩辛と一緒に口に放り込めば、体中の細胞達が立ち上がって拍手喝采しているのが分かります。
慌ただしくも無く身支度をゆっくり整えて、AM4:30、集合写真を撮って出発です。
宿からスタート集合地点までは約10㎞、体を起こすには丁度良い距離でしょうか。
ただ、行き帰りと今日の210㎞を含めれば、本日の走行距離は230㎞!冷静に考えればなかなかの距離となります。
程無くしてスタート地点に到着、整列して待機します。
スタート地点に集まって待機している人の列の長さを見ると、今年は随分人が増えた気がします。本当のところの数字はどうなのでしょうかね・・・
130㎞にエントリーのS山さんは整列ポジションが違う為、スタート前にお別れ(涙)
写真撮れなかった・・・
(今回が初対面のお二人で記念撮影)
スタート地点の混雑の中、知り合いのショップさんの店長さん達を発見し、ご挨拶。
皆同じように、毎年お客さん達を楽しませようと関東から来ています。
(写真左 : 流山のSWACCHI代表の諏訪さん)
(写真中央 : 北浦和のバイクショップ北浦和スズキ代表の鈴木さん)
AM5:30、佐渡市長さんによる号砲が鳴り、整列している先頭の人達からスタートして行きます。いよいよ佐渡島をぐるっと回る210㎞の出発です。
皆、この日の為にお仕事など調整して休みを取って、遥々海を越えてやって来ました。今日は余すことなく思う存分に楽しもうじゃありませんか!!
スタート時の気温は13度位だったでしょうか、予報では、今日は一日中快晴との事でしたので、私は半袖ジャージにジレを羽織り、アームカバー無しでスタートしました。
もちろん、今日は走行時間が長いので、日焼け止めをたっぷりと塗り込んで備えました。
我々A1グループは複数回参加経験のある方が多く、飛ばし過ぎずにいいペースで進んでいきます。
10分後くらいにスタートするA2グループは、今回女性2名と男性2名が一緒にスタートしました。
沿道に出てくれている地域の方々は老若男女実に様々、皆が笑顔で声援を送ってくれます。声援と言うより、“ようこそ佐渡へ”と言う気持ちや雰囲気が心地よく伝わってきます。とても温かい気持ちになりますね。
途切れる事の無い声援を受けながら、最初のエイドの相川に到着です。
ここは別名“朝食ステーション”と勝手に呼んでいますが、まだスタートから20㎞しか走っていないのに、ワカメ蕎麦、おかゆ、オニオンスープ、そして私の好物であるラーメンが振舞われます。
皆が期待して立ち寄るASなので、大混雑が予想されますが、大会側も慣れているのか、驚く程のオペレーションでストレスなくガンガン回しています。
私も楽しみにしていたラーメン、昨年は味噌系でしたが、今年はあご出汁の醤油系でとても美味しかったです。
一通り全ての提供物を頂き、周りを見るとメンバーはやはり誰も居ません(笑)
ここでゆっくりし過ぎですかね、毎年。
(悠長にインタビューに応える店主・・眉間のしわが・・)
渋々スタートをしますが、ここ相川ではもう一つ個人的にやりたい事がありました。
この酒屋さん、元新日本プロレスの小杉俊二さんが営む伊藤酒店なのです。
仲良くして頂いている写真家のT中さんに教えて頂きました。
是非お店に入り、小杉さんのお話を聞きながらお買い物などしたいのですが、当然こんな早朝に開けている訳も無いですよね(笑)
でも念願のお店は発見しました。(興味ない人にはどーでもいい話ですけどね)
次のエイド、入崎まではメンバーを追って単独で走ります。
このへんではまだ元気な人が多く、気が付くと猛烈なスピードのグループに入ってしまう事もしばしば。あっという間に42㎞地点の入崎SSに到着しました。
SSと書いてスイーツステーション、ここではスイーツが振舞われます。
2種類のお饅頭ときな粉餅、あとマフィンだったかな・・?
さっきから食ってばっかです(笑)
こうなりゃ全種類喰ってやれ!いつもの貧乏性発動ですが、多分こういう人多かったのではと思っています。
ここでやっとメンバーの数人と合流出来ましたので一緒に走ります。
やはりみんなで走るのは楽しい!
ペースの心地よさと、左手に広がる日本海の雄大な景色が合い重なり、脳から良い物質が沢山出ているのが分かります。しらんけど。
そうしているうちに、遠くに見えてきたのがこのコース最初の難所と言われるZ坂です。
難所と言えば難所なんでしょうけど、私にとっては絶景スポット、映えスポットってやつ?と言うイメージになりつつあります。
この日、このZ坂から見下ろす海の透明度具合が過去最高に感じました。
言葉にならない程きれいで透き通った海・・・・・海底の形が分かる程です。
毎年参加してきて、毎年この坂を上っている筈なのに、年によって見え方感じ方が全然違うのも面白いですよね。
皆で記念にパチリと。
ここを越えると、次の名所となる大野亀まで気持ちの良いアップダウンが続きます。
おや?前に見えるあの人はもしかして・・・・あーっ!!
前日の事でしたが、皆でサイクリングの帰り、私とS河さん、F藤さんの3人で映えスポットを見つけ、写真を撮ろうとしていた時の事。
通りすがりの1台のハイエースが停まり、「写真撮りましょうかー?」と声をかけて下さいました。
何と親切な方かと写真を撮って頂いた後に3人でお礼を伝え、実は明日同じ210㎞に参加される方とお聞きしたので、明日もお会い出来たらいいですねと・・・・・
(赤ジャージの前を走る白ジャージの人 脚のタトゥが決め手でした。)
すぐにご挨拶をするととても喜んでくださり、大野亀までいろんなお話をしながら一緒に走る事が出来ました。
210㎞の長距離長時間、こういう出会いが生まれるのも、このイベントの醍醐味ですよね。
大野亀ではお決まりのソフトクリームを皆で買い食い(ASではない)し、その先の鷲崎ASを目指します。
75㎞地点、鷲崎ASに到着しました。
ここでは佐渡産米のおにぎり、わかめの味噌汁、メッセージを手書きで添えられたバナナが振舞われます。
つやつやの佐渡産コシヒカリだそうな
海を見ながら、わかめの味噌汁
1本1本に手書きのメッセージ
ここでお手伝いをされている子供達はいつもとてもフレンドリーで、行くと必ず会話が生まれます。個人的にとても楽しみにしているASで、なんかホッコリしますよね。
ここから次の両津BS(弁当ステーション)までは、島の東岸を走る事になり、風向きもZ坂の辺りとは変わります。
今年は強い向かい風にはならなかったので、皆走り易かったのではないでしょうか。
我々もペースの合った方々と隊列で走る事が出来、比較的気持ちの良い区間でした。
さて、着きました両津弁当ステーション、略して両津BS。
食べ続けているので腹減っている訳ではないのですが、妙に食欲がわくんですよね(笑)
ここでは蟹の炊き込みご飯がメインで、佐渡牛乳、佐渡牛乳カステラ、唐揚げ、笹団子などが振舞われています。
素晴らしいのが、甲殻類アレルギーの方向けに、山菜の炊き込みご飯も用意されていました。
ここでは他のエイドとは違い、しっかりとイスとテーブルが多数用意され、腰を据えて食事をする事が出来ます。
たまたま同じグループで一緒になった方などと挨拶を交わしたり、お互いの走りについて称え合ったりできる場所でもあります。
知らない人同士たった1日の交流ではありますが、良いですよね、こういうの。
食欲も満たされて出発を決意します。
ここまで約100㎞、ようやく前半の終了ですが、楽しくてあっという間です。
しかしこの辺で、A2スタートの方々がどうされているか心配になって来ました。
同時に、今回唯一の130㎞エントリーのS山さん(女性)の事も・・・・
130㎞のコースは、両津を過ぎると内陸に向けてコースが分かれてしまいますので、もはやここから先は援護は出来ません。S山さん楽しめてると良いけど・・・
A2の方々は、皆まとまって走っているのだろうか・・・?
Y銭さんは?
それぞれ単独なのかな・・・?
210㎞の場合、ここからきつさが現れる為、ペースの合う方々と一緒に走れていたらいいのだが・・・
そうそう、Goさん見ないけど、先に行ってるの?それとも後ろなのかな・・・
美味しいもので我を失うGoさん、猪突猛進先行で、いち早くエイド詣でをしているのか、それとも各エイドを長居して満喫しているのか・・・・
取り敢えずメールをして走り始める事にします。
その様子によっては待って合流するかな・・・
色々と考えましたが、我々もとりあえず次のエイドの多田を目指します。
やはり一度長く休憩を摂ると、しばらくは体が重く感じますね。
両津まで同じグループで走っていた知らない方々も、ここではすでにバラバラに走り始めています。
また足の合いそうな方々と少しづつ新たに合流して走るとしますか。
コースもこれで前半を終え、いよいよ疲労が顕著に現れて来るであろう、後半に突入です。
感動の最終章につづく
↓ ↓
・・・そしてその頃・・・
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