美瑛ファンライド 2026に行って来ました
先週からあまり天気がよろしくなく、青空が恋しい等々力の天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
表題にもあります様に、今年も9月恒例の美瑛ファンライドに行って参りました。
最初に参加をしたのは「美瑛センチュリーライド」時代の2013年ですから、もうあれから13年も毎年このイベントに呼んで頂けている事になります。
お陰様でこの地にもだいぶ詳しくなりまして、今年は前日ライドイベントのコースデザインまで任せて頂ける様になりました(笑)
で、美瑛町って何処?
はい、まず北海道上川郡美瑛町は、北海道を地図で見ると丁度ど真ん中に位置しています。
北海道2番目の大都市の旭川市と、「北の国から」で有名な富良野市に南北を挟まれるような場所に位置する、内陸の小さな町です。
(富良野と一口に言っても、南から旭川に向けて南富良野町・富良野市・中富良野町・上富良野町とありまして、美瑛町に隣接しているのは上富良野町です)
国際線も発着する旭川空港からは、自転車なら20~30分、車なら15分の場所にあり、道外からいらっしゃる様な空港利用者には、とてもアクセスのよい場所に位置しています。
また、空港から3~4㎞の国道沿いに「JR千代ヶ岡」と言う駅があり、この駅からは2駅でJR美瑛駅」に到着します。
天気が良ければ空港から自転車で向かうも良し、雨など心配ならタクシーで千代ヶ岡駅まで行くも良し、もちろんレンタカーやタクシーで直接向かうも良しですね。
このイベント、以前は「美瑛センチュリーライド」と言う2日間合計160㎞のイベントでした。
数年前のコロナ禍の影響から、その後1日のイベントへの短縮となり、現在の日曜日に80㎞のライドイベントになりましたが、少し物足りない気がしているのも正直な胸の内です。
私の勝手な考えで恐縮ですが、この1日だけで美瑛を見て帰るのは勿体ない気がしてまして、出来れば土曜日の朝なるべく早く美瑛入りをして頂き、是非ともイベント前日の土曜日も、其々で目的地を決めたり思いおもいに走ってみて欲しいと思っています。
何と言っても、朝7時の羽田発の飛行機なら、8時半には旭川空港着です。10時~11時には、美瑛駅を拠点にランチライドに出発出来そうですよね!
そして是非、土曜日の夜は美瑛町に宿泊をして頂き、この地で採れる農産物を使ったお料理なども楽しんでみては如何でしょうか。
さて、今年のイベントの方ですが、実は前日の土曜日の午後に、公式HPにて募った希望者10数名をお連れして、私が企画した30㎞弱のサイクリングをしました。
なるべく日曜日のコースでは通らない道で、私のお勧めするこれまた日曜日にはいかないビュースポットを、適度に休憩しながらゆっくりと回るコースを皆でトレースしました。
参加者の皆さんのアテンドに着くのは、同じゲストライダーで来ている元日本代表の狩野智也元選手と、バイクブランドのLivやCastelliのアンバサダーを務め、先日のグランフォンド世界選手権にも出場した平良エレアさんの二人が手伝ってくれました。
この日は好天にも恵まれ、参加者の皆様も素晴らしい景観を見ながら走って頂けたのではないでしょうか。
さて、日曜日ファンライド当日の朝は晴れ!9月の美瑛の朝は少し肌寒くも有りますが、気温14~5度と言ったところでしょうか。
半袖アームウォーマーに、ウィンドブレーカやジレ等があれば充分しのげる感じです。
協賛企業や、美瑛町の角和町長のご挨拶などから開会式も始まり、恒例のゲストライダー紹介、こちらも恒例となっている「やまめ工房」の堂城 賢氏による体操で、参加者の気持ちも上がったところでスタート地点に移動、20人程のグループが時間差でどんどん出発して行きます。
我々4人のゲストライダーもスタートしますが、其々が異なるグループにランダムに入り、なるべく沢山の方々と交流をする事を目的に走ります。
狩野君と平良さん、私の他に、今回は北京からパリまで5大会連続でパラリンピックに出場し、銀メダル2つ、銅メダル3つを獲得した藤田 征樹選手も、今回はゲストライダーとして走って下さいました。
スタート後はゆっくりと気温も上がり、このコンディションが1年中続けば良いのにと思ってしまう様な天候の中、素晴らしい景観を目と体で感じながら進みます。
短い坂の丘を登り、息を切らして登った頂では、遠くまで見渡せる美瑛町の景色にいちいち感動し、木漏れ日の差す下り坂をサーっと気持ち良く下ってまた次の丘へ・・・・
走りながらピンと来た場所で足を止め、あれこれベストな画角なんかを考えながら風景の写真を撮り、「今日は何処からですか?」なんて、いろんな方と話を交わしながら走ります。
いやー楽しい、非常に楽しいです。
レースではありませんから頑張りすぎる必要もありませんしね。
エイドステーションは全部で3つですが、2つ目の美馬牛エイドでは、毎年恒例のカレーライスが出てきます。
毎年カレーに乗るトッピングが違うのですが、今年はこんな感じ。
珍しいアスパラのピクルスは特に美味しかったです。
ライドも後半に入り、我々ゲストライダーも、少し4人でまとまって走る時間を頂きました。
藤田選手とは初めましてでしたが、パラスポーツの事、新しく挑戦中のパラトライアスロンの事、装具の事、トレーニングの事など、走りながら色々お話し頂けました。
平良エレアさんとは2年前にもこのイベントでご一緒しましたが、その後の生活の変化やアスリートフードについてなど、いつもとてもフレンドリーに話して下さる素敵な方ですね。
長身な彼女は自転車の上でもとてもカッコいいのですが、いつも柔らかくニコニコしているギャップがファンを増やしているのでしょう。
勿論LivやCastelliのウェアについてもお話ししました。
そして狩野智也元選手・・・
実は彼とは30年の付き合いでして、お互い20代前半の若かりし頃、合宿やトレーニングなどで日常的によく一緒に走った仲でもあります。
当時の合宿中の宿舎で、海外のレースのビデオを見ながらふざけて「実況解説ごっこ」なんかしていたこの二人が、時を経て実際にJsportsの解説者を度々担当する事となった事、お互いがヨーロッパに渡った頃の事、現在の生活の事など話しているうちに、気を付けていないとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
周囲の参加者の方々も交えて楽しみながら、幸せなこのライドも名残惜しくゴールにたどり着きました。
長年、毎年の様に走らせて頂いているこのイベントですが、毎年毎年感じるものが違います。
それは、コースが毎年書き換えられる事はもちろん、転作(毎年違う作物を植える事)による同じ農地の年による景観の違いもありますが、それだけではないかも知れません。天候や気温、雲の感じ、それによる光の見え方も違います。
しかし目に見えるものより、毎年新しい出逢いが生まれる。これが一番かも知れませんね。
知らない人同士が一緒に走り、この美瑛町の壮大で美しい景観を目にすると、やはり多くの人が似たタイミングで感動するものだと思います。
そうした場面がこのコースには無数にあり、感動の共有、共感がコミュニケーションのきっかけとなり、会話や笑顔を交わす様になって行くのでしょうか。
今年もそういう場面に沢山遭遇しました。
そして、こうしてここに来る回数を重ねてきて思う事ですが、この素晴らしい美瑛の丘の風景は、自然環境だけで生まれたものではないと言う事にも思いを馳せなければなりません。
この風景の大部分はこの広大な農地が織りなす物であり、ここに暮らす人々の生活や産業の産物である事を忘れてはならないと思うのです。
ですので、外から来た我々は、この地の生活の脅威にならない様、美しいこの体験を得る事と引き換えに、この地で暮らす彼等の生活を尊重し、侵害しない事に細心の注意を払う必要があります。
これを大事にしていく事が、観光目的でここを訪れる事、今後のこのイベントの継続を期待出来る為の最低限の心構えなのかなと思っています。
こうした思いも胸に持ちつつ、来年もまた、素晴らしい体験をしに来たいですね。
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そして恒例の翌朝ライド
今年はゲストライダーの狩野君を巻き込んで
いつものあの丘
そしてこれも外せない、朝ライド後の自販機うどん¥500
自家製のつゆと掻き揚げ天、うどんも美瑛産小麦粉の逸品
天蕎麦は売り切れてました・・
店主でした
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